50代という世代にとって、避けて通れない大きなテーマの一つが「実家の相続」です。 「まだ先のこと」と思って放置されがちな不動産問題ですが、実は宅建試験で学んだ「権利関係」や「法令上の制限」の知識を当てはめてみると、そこには膨大なリスクが潜んでいることがわかります。
今回は、リスク管理のプロとして、また宅建士の視点から、実家を「空き家」として放置することの恐ろしさと、今からできる対策をお話しします。
1. 「空き家」は資産ではなく「負債」に変わる
誰も住まなくなった実家を放置しておくと、建物の劣化は驚くほどのスピードで進みます。それ以上に怖いのが経済的なリスクです。
「特定空家」に指定されてしまうと、これまで受けられていた固定資産税の優遇措置(住宅用地の特例)が受けられなくなり、税金が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。また、老朽化による外壁の落下などで通行人に怪我をさせた場合、所有者は多額の損害賠償責任を負うことになります。
2. 「相続登記の義務化」という法改正リスク
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マサキの視点:ルールの変化に敏感になる 2024年4月から「相続登記」が義務化されました。これを知らずに「名義はそのままでいいや」と放置しておくと、過料(罰金)の対象になるだけでなく、将来売却しようとした際、膨大な数の親族の判子が必要になり、事実上「売れない不動産」になってしまうリスクがあります。法改正というリスクに対して、正しい知識で備えることが不可欠です。
3. 今から始めるべき「実家のリスク管理」3ステップ
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- 権利関係の現状把握: 登記簿謄本を取り寄せ、現在の名義人が誰になっているかを確認する。
- ハザードマップと市場価値の確認: その土地にどのようなリスク(災害など)があり、今売るならいくらになるのかを、宅建士の視点で冷静に分析する。
- 家族での意思疎通: 感情的な問題になる前に、将来どうしたいか(売却、活用、解体)を家族で共有しておく。
まとめ:知識は「家族の平和」を守る盾
宅建の勉強を通じて得た「不動産のルール」を知っているだけで、相続トラブルや無駄な出費を劇的に減らすことができます。
不動産は、放っておけばリスクになりますが、正しく管理すれば大切な資産になります。親が元気なうちに、そして自分に余力があるうちに、「実家のリスク管理」を始めてみませんか?マサキも、自身の経験を活かしながらこの問題に真摯に向き合い続けていきます。
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